いろいろな事をやってみた?

毎日を楽しく過ごすためにね!

ギターを弾けるようになった事で

これは、今自分が持っているYAMAHAの竹製ギターです。

 

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自分がギターを弾くきっかけとなったのは、中学3年生の時だった。

別の中学校に進学した小学校の時の幼なじみの家に、久しぶりに遊びに行ったときの事だった。

 

その友達は、いつの間にかアコースティックギターを購入していて、その頃のヒット歌謡曲を弾き語りしてくれた。

 

初めて「ギターの弾き語り」を聴いた自分は、その時大きな衝撃を受けた。

とてもギターを弾いて歌を歌うような友達だとは夢にも思わなかったし(m(__)m)、何より綺麗なギターの音色と共に聞こえてきた生歌に、とても感動した。

正に、初めて弾き語りライブを目の前で見て聴いた瞬間だった。

その友達は、何曲も弾き語りしてくれた。

 

家に帰ってきて、「自分もギターを弾けるようになりたい!」という気持ちが急に芽生えてきた。

幸い、家に親戚の人からもらった古いガットギターがあったので、それを取り出してチューニングも合っていない古ギターをかき鳴らしてみた事を覚えている。

分からぬまま、ドレミファソラシドを一本の弦で弾いてみたりもした。

 

確か友達は、ギターの本を見ながらコード弾きしていたので、早速自分も歌いたい曲が載っているギターの教則本を一冊買ってきた。

まずギターの弦のチューニング(調律)を、本を見ながらやってみた。

 

(ギターの弦は、まず5弦(6本弦の内、二番目に太い弦:ギターを抱えた時に上から二本目の弦)を440Hz「ラ」の音と同じ高さの音に合わせる。
この5弦の「ラ」を基準にして、6本全ての弦の音を調律する。)

 

友達はチューニング用の笛を使っていたけど、その時自分は持っていなかったので、そのままの音程で本を見ながら調律してみた。

「じゃら~ん」と弦を鳴らしてみたけど、何か変な音。

(ギターのコード(左指の弦の押さえ方)を覚えていないので当たり前だ。)

 

歌いたい曲のギターコードの押さえ方を、本を見ながらその通りに覚えた。

(どの指でどの弦を押さえるのかを覚える。)

 

最初はコードを押さえて弦を弾いても、「じゃら~ん」と全部の弦の音がしなかった。

(抑えた指が隣の弦に触れないように、根気よく何度も何度も押さえては弾いて、自分の指にコードフォームを覚え込ませる。)

 

その曲で使用されている他のコードも覚えて、直ぐに別のコードに押さえ直せる様にした。

(ギターを弾きながら曲の途中でコードがそのつど変わるので、タイミングよく別のコードの押さえ方を変えなければいけない。)

 

最初はコードが変わる毎に、曲が止まってしまい、指の押さえ方を変えては弾いた。

(ここまでは、根気よく毎日、毎日反復練習をするのみだ。)

 

この頃には、いつの間にか歌を口ずさみながら練習していたので、曲が止まらなくなったと同時に、ある程度、弾き語りができるようになっていた。

 

こんな風にしてギターを覚えた。

もうあとは、好きな曲を毎日、毎日弾いていたな。

 

高校生になってアルバイトをして念願のアコースティックギターを東京まで買いに行った。

ハードケース付き5万円のK.Yairi製YW500Pだ。

このギターはMartinのD-35に似たハンドメイドのギターで、サウンドホールの中に貼ってあるラベルに職人の手書きサインらしきものがボールペンで書かれていた。

毎日毎日弾いて、弾き終わったらクロスで油分を拭き取って、乾燥材を入れて大事にしまっていた。

 

ギターを覚えたことによって、世界が変わった気がした。

偶然の出会いだったけど、ギターに会えてよかったと思う。

 

高校、大学の文化祭にもギター仲間とステージに立ち、社会人になってもう何年も経っているのに未だにライブをやっているんだから。

 

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楽しいこと、好きなことは、ずっとずっと続けられるんだ。

そういった趣味を持つことで、自分の人生に潤いを与えることができて人間らしい生活を送れる気がする。

 

とにかく何をか、やってみよう!

やってみて、自分に合っていれば自然に続けることができる。

やってみなければ、それすらも分からない。